2019.2.26 閲覧数:603
このレポートを送ってくれた盛谷しゆう君とは中学1年生の時にアメリカンドリームの
「Junior English Camp in Seoul」に参加して以来、本当に長い付き合いとなりました、
しゆうは、返済不要の「アメリカ大学奨学金プログラム」に申込んで、呉港高校を卒業後、
Missouri Valley Collegeに留学。そこでまずは2年制の学位を取って、
それから University of Maryland, College Park (世界大学ランキングの上位常連校、
特に、しゆうの編入したInformation Scienceが強い。)に転校しました。
毎学期終了後に、その学期の修了レポートと、自分の体験からのアドバイスを記した
記録集を後輩たちのために送付してくれるしゆうですが、今回も「米国大学で転校する際の
タイムライン」という、これまでの2年間に行った転校準備をまとめたレポートとともに
学期終了レポートを送ってくれました。
======= Shiyu MORITANI wrote =======
吉川さん、八木さん、
ご無沙汰しています。2018年も終わりに近づきもう世間はクリスマスですね。
広島は冷えてきましたか。こちらメリーランドは素晴らしいことに快適な気候です。
少し遅めですが大学の春学期が終ったので
恒例の学期終わりメールを送ります。転校してきたメリーランド大ですが、
単位変換もほとんどが認定されまして卒業プランを立てたところ2020年の冬には卒業できそうです。卒業できる見通しが立ったのでとりあえずは安心です。振り返れば今年の初めから色々と慌ただしい年になりました。この2年のタイムラインを記録しておきますね。必要な方いましたらシェアしてあげてください(添付)
僕は今ワシントンDCにあるワシントンレーガン国内空港のゲート前ベンチにラップトップを開いて座っています。目の前にはクリスマス帰省なのか陽気な雰囲気の黒人老夫婦と友人らしき白人老女性が談笑しています。大学のオフィスと同じくDCの仕事も今日20日に締まったらしく穏やかな雰囲気です。歩きながら電話するビジネスマンにもすれ違いましたがそういった仕事モードの方の方がどちらかというと少数派のようでした。このレーガン大統領の像がある控えめな空港から15分ほど車で走ったところに僕の今通う大学があります。
【メリーランド大学カレッジパーク: University of Maryland, College Park】
やってきた者がもれなく迷子になる巨大研究大学です。かつては有名な人形師や物書きやノーベル賞学者もいたそうです。七階建ての図書館、噴水、日時計を中心に左右対称に作られた中央広場。中央広場に向けては鳥のさえずる並木が続いています。中央広場から学校の端までは2キロ以上あるため、路上にはスケートボードやゼグウェイで移動する学生が闊歩しており、なんて忙しそうな大学なんだというのが最初の印象でした。8月に僕はこのユニークで忙しい大学にやってきました。
僕はまず、どうでもいいけどやらなければならないこととやりたいことをこなすことにしました。最初の1か月がクレイジーなのはこの大学でも同じでした。うんざりしそうな数学の授業免除実力テストやプログラミングのテスト、単位変換やお金に関することオリエンテーション、イミュニゼーション、卒業関係、アドバイザーとのアポ・・・。を放っておいてまず真っ先にインフォメーションサイエンスのオフィスに向かいました。どのような研究をしているか展示を見たかったからです。この大学は5000校あるアメリカの大学の中でコンピューターサイエンスの論文数など含めたランキングが上位0.5%の優秀な研究大学です。特筆すべき点はそれに合わせてInformation Scienceも上位というところでライブラリーサイエンス関連のマスターでは全米5-8位です。話が逸れますが1学期目は幸運なことにInfor Sciの教授の授業が受けられました。今が熱いネットワークストラクチャーの授業でこの教授からはたくさん刺激を受けられました。授業をしつつ論文成果を出し続けてNYやMITに飛んで、TEDにも出て、インフルエンサーにもなってと、とても真似できない卓越した方です。
話を戻して、ラボの場所の確認はまずやりたかったことでした。感想は略しまして、次にクラブです。この大学には500以上のクラブがあります。僕はサイバーセキュリティクラブと日本人クラブなるものに申請を出しておきました。日本人クラブは完全に幽霊になりましたがいつか機会もあるかもしれません。やることは尽きない大学です。そして一番最初に仲良くなった友達の知り合いの家でキリスト教の勉強会という名の食事会を毎週開くということなのでそこで毎週火曜日に院生が趣味で作った世界の面白い料理を食べることになりました。僕も今は自炊をしているのでより一層有難さを感じました。
そんな具合でMD1学期目が終わり冬休みに入りました。疲れ果てました。今は久々に友達に会えるのがが楽しみです。冬休みが終わったら卒業まであと4学期もあります。卒業した後は就職。これからもずっと試され続ける日々が続くと思うとあまり気楽な気持ちにはなれないです。
長くなりましたのでこの辺で終わります。
まだまだ寒くなりますがお体にお気を付けくださいね。
盛谷
======= End of copy =======
しゆうは大変ユニークな男の子で、物事を深く考えるのが得意です。
しかし時々、深く考えすぎて思考の波間の中に漂って考えがグルグル回り始めるように
見えるところがあったのですが、そんな彼には、「他の皆と一緒でなくても
一向に構わない」アメリカの空気が、性に合っているように感じます。
今までの小規模なリベラルアーツカレッジから、学生数4万人にものぼるワシントンDC
の郊外のメリーランド州で最大規模の大学で、どんな出会いや体験をして、
彼がどんなことを考えるのか、興味深いところです。
私たちは、そんなしゆうからのこれからのレポートを楽しみに待つことにしましょう。
素晴らしいことが、たくさんありますように・・・!!
アメリカンドリーム
吉川浩司
☆☆ ★★ ☆☆ ★☆ ☆☆ ★★
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