2019.1.24 閲覧数:242
スポーツをやっている人の中には、「海外でプレーしてみたい!」という
希望を持っている人も多いのではないでしょうか?
アメリカンドリームからは、これまでもバスケットボールの奨学金をもらって
アメリカの大学を卒業した人や、アメリカの大学を卒業して
日本のプロチームで通訳(広島カープ他)をやっている人、
アスレチックトレーナーとして選手を支えた人(サンフレッチェ広島)、
あるいはアメリカの大学に就職して本場アメリカのアスリーツ達のサポートを
している人(スタンフォード大学、ハワイ大学)など、
何人もの留学生たちが、その夢をかなえています。
そんな中の一人、「海外でサッカーをプレーしたい!」という夢をかなえたのが
広島経済大学の重廣眞暉くんです。
以前にも彼の活躍をこのホームページでご紹介しましたが、彼から
ここまでとこれからについてのレポートが届きましたので、
それを彼から送られてきた写真とともにご紹介しましょう。
*以前の彼に関する記事はこちらへ!!
↓ ↓ ↓
オーストラリアのプロサッカーチームでプレイしています!【初ゴール!!】
======== Masaaki SHIGEHIRO wrote =======
こんにちは。
私は、3月末からオーストラリアのクイーンズランド州にあるゴールドコーストへサッカーをプレーしに来ている重廣眞暉です。
4月から8月末まで行われたシーズンを通して経験したこと、感じたことを綴っていきたいと思います。
まず私が参加したリーグは、ゴールドコーストプレミアリーグ(以下、GCPLとする。)というゴールドコーストを拠点とするチームとゴールドコーストに近いニューサウスウェルズ州のいくつかのチームが参加したリーグです。
このリーグの特徴は、外国人枠制度がないため様々な国の選手が集まるところです。
なのでチームによってやろうとしていくプレースタイルや選手によっては考え方が、私が今までプレーしてきた環境とは大きく異なる部分が多いと感じました。
私が契約し、プレーしたMudgeeraba Soccer Clubは、GCPLの中でも外国人が多い(ウルグアイ、ブラジル、イングランド、イタリア、ニュージーランド、日本)クラブであり、チームの平均年齢も20歳とGCPL全体を見ても1番若いクラブでした。
オーストラリアの重廣眞暉です。
先月決めたフリーキックのゴールが月間ベストゴールの1つに選ばれました!
これが動画です
↓ ↓ ↓
リーグは先週で半分終わりました。
これからの進路についてご相談させてください。
来シーズンはステップアップして外国人枠が設定されているリーグでプレーしたいと考えています。
成長させたいという気持ちが大きいため、今いるリーグでは物足りないと感じています。
ゴールドコーストには多くの日本人がおり、所属リーグでも日本人がいないチームは少ないと思います。
オーストラリアに馴染むという部分では最初のシーズンはゴールドコーストで過ごすというのはメリットが多くあると感じますが、2年目はより挑戦できる環境が良いのではないかと感じています。
そこで来シーズンから行きたいと考えている街が2つあります。
1つ目はブリスベンです。
代理人の三上さんを紹介してくれた先輩がプレーするリーグです。
2部相当で外人枠があり、チーム数も多いためプレーできる期間が長いかと思っています。
2つ目はメルボルンです。
最初に留学に行く予定だった街です。
いろんな人の話を聞いていると惹かれる部分があり、英語を勉強するのにも良い街なのかと考えています。
また、QLD州自体日本人が多く、あまり外国にいる気がしないので思い切って下へ行く選択も良いのではないかと考えています。
三上さんもメルボルンへ選手を送ったことがあるとおっしゃっていたので繋がりはあるようです。
自分の成長やオーストラリアへ来た目的、夢に新天地を選び成長させていきたいと考えています。
吉川さん、八木さんのアドバイスがいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
重廣眞暉
======= Yuko YAGI of American Dream wrote =======
重廣君
こんにちは!
重廣君が月間ベストゴールの1つに選ばれました動画、
「FGC CHW Premier League Goals Of The Month – April/May」
見ましたよ!!
月間ベストゴールなんて、素晴らしいですね!!
動画を見ると、日本人も結構プレーしているようですが、
皆ワーホリメーカーでしょうか?
さて、本題です。ちょっと長くなります。
来シーズンはステップアップし
外国人枠が設定されているリーグでプレーしたいと
考えているとのこと。
地域や環境を変えることは自分自身の新しいチャレンジにもなるので、
悪くないと思いますよ!
海外に住む日本人の数(2017年度)でいえば、以下のように
オーストラリアは第3位となっています。
1.アメリカ:421,665人、
2.中国 128,111人
3.オーストラリア92,637人
また、オーストラリアは、ワーホリメーカーもとても多いため、
日本人はいずれにせよ、どこに行っても多いと思います。
ワーホリメーカーの仕事が見つけやすい場所、
日本人に人気の観光都市、
日本の会社が進出している都市、
あるいは語学学校のたくさんある都市には、
日本人は特に多いと考えてよいでしょう。
よって、環境を変える判断基準は、
日本人が多いことを前提に、
重廣君がサッカー選手としてオーストラリアで何を達成したいか、
を基準に選ぶと良いのではないかと考えます。
メルボルンには、重廣君が求めるようなチームがあるかどうか?
またブリスベンと比較して、どちらのチームが
より挑戦のし甲斐があるのか?
メルボルンにその達成したい目標と合致するようなチームがあれば
メルボルンはブリスベンやゴールドコーストとは
気候も異なるし、良いように思います。
メルボルンのチームに日本人プレーヤーが多いか少ないかは、
三上さんに尋ねてみると良いでしょう。
英語研修という観点から見ると
オーストラリアの多くの大学がメルボルンに集まっており
その分、語学学校も多いため、
語学学校に通いたい場合は、良いと思います。
ただ、ショッピングなどにも便利で生活しやすい都市なので、
日本人の留学生はやはり多いですよ。
ブリスベン、シドニーも同様です。
じっくり考えてみると良いでしょう!
(吉川の意見はまた異なるかもしれません!)
重廣君の次のステップの決定にあたり
さらなる相談があるようだったら、
いつでもまたこうやってご連絡ください!
参考までに:
少し古いですが、オーストラリア政府発表データです。(2011年)
オーストラリア州名 | 日本人人口 | 比率 | |
第1位 | New South Wales(シドニー) | 12,108 | 34.2% |
第2位 | Queensland (ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ) |
10,317 | 29.2% |
第3位 | Victoria(メルボルン) | 6,820 | 19.3% |
第4位 | Western Australia(パース) | 3,564 | 10.1% |
第5位 | South Australia(アデレード) | 1,385 | 3.9% |
第6位 | Australia Capital Territory(キャンベラ) | 666 | 1.9% |
第7位 | Tasmania(ホバート) | 340 | 1% |
第8位 | Northern Territory(ダーウィン) | 171 | 0.5% |
八木
American Dream, Inc.
=======
吉川さん、八木さん
こんにちは!
ご返信いただきありがとうございます。
こうやって選んでいただけることはとても光栄なことですし、自分のチームだけでなくリーグ全体から評価されるのは嬉しいことです!
現状に満足せずより結果を求めていきたいと思います。
また選ばれることによって相手からのマークが厳しくなったりとより楽しんでサッカーができています!
オーストラリア全体が日本人が多いのですね!
とても参考になる資料ありがとうございます。
僕の目標は2シーズン終えた後Jリーグでプレーすること、
そして英語を出来るだけ学ぶことです。
そのためには今いる3部相当では物足りないと感じています。
なので2部相当のリーグへステップアップすること。
また、来年は学生ビザに切り替えようと考えています。
なぜならシーズンが終わり、ファームへ行くと外人枠が埋まってしまう可能性があるためシーズン終えた後に新しいチームを探してプレーしたいと考えています。
予定としては8月末にリーグ全日程を終え、その後に少しブレイクを挟み、外人枠2枠が空いておりなおかつ自分を必要としてくれているクラブを三上さんと共に探していく。
そして12月頃から始まるプレシーズンマッチに備える。
これが現時点での予定です。
学生ビザに切り替えるのであれば学校に行くようになるので八木さんがアドバイスしてくださったメルボルンの学ぶ環境が充実しているというのは参考になります。
ありがとうございます。
吉川さんがおっしゃる通りで、自分は何もできてないと感じることが多く悩むことは多いです。しかしチームやクラブに貢献したいからと言って監督や会長にお願いすると、下部組織のレフェリーやスクールのアシスタントコーチをやらせていただくことができ今ではマサ!マサ!と多くの人が暖かく接してくれています。
できないから終わりではなく、できないから何をするかということの大切さをこっちにきて改めて感じた気がします。
お二人のアドバイスからやはり新しい場所を求めて動こうと思います。
場所はまだはっきりしませんが、三上さんと話しサッカーと英語を学ぶ環境を重視して決めていきたいと考えています。
ぜひまた相談させていただきたいです。
重廣眞暉
======
吉川さん、八木さん。
いつもお世話になっております。
ゴールドコーストの重廣眞暉です。
先週末で今シーズン終了しました。
残留をかけたプレーオフ無事勝つことができ1部残留を果たしました。
ゴールドコーストプレミアリーグの下位2チームと1つ下のリーグの上位2チームで行われるノックアウト方式のトーナメントのプレーオフで1チームを決める戦いで勝てたことは本当に良かったです。
1試合目は延長戦まで突入し、2-1で勝利。
2試合目も延長戦まで突入し、5-2で勝利。
2試合目はFKを2点決め、目に見える形でチームの勝利に貢献できたかと思います。
今シーズン公式戦20試合全試合出場し、FKで4得点。
オーストラリアでの初めてのシーズンとしては個人的には悪くないシーズンだったかと思いますが、チームとして考えると降格しかけたので良いシーズンではなかったかと思います。
来週の5日にメルボルンへ移動します。
また色々報告していきますのでよろしくお願いします。
重廣眞暉
======= End of copy =======
こうして単身オーストラリアに渡り、プロとしてプレーした重廣君が
間もなく日本に帰国して来ます。
帰国後の来社を告げる彼のメイルには、こう書かれています。
「自分でどう乗り越えていけばいいのか、どうすれば認められるのか、
多くのことを学ぶことができました。
出国前から沢山サポートしていただき、本当にありがとうございました。
この経験は確実に次に繋がると思います。」
近日中に彼から詳しく話を聞くことができるようです。
私たちは、こうして夢を追って全力で走る若者たちの姿を応援しながら
見せてもらう事が出来ます。
なんとも幸せな職業だなあ、と、天に感謝しています。
さあ、この記事を読んでいるあなたにも、もし何かかなえたい夢があるならば、
一度、本気で挑んでみてはいかがですか?
アメリカンドリーム
吉川浩司
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ★ ☆ ★
アメリカの大学が返済不要の奨学金を日本人留学生に支給します。
「アメリカ大学奨学金留学プログラム」
説明会 広島会場
↓ ↓ ↓