2018.3.2 閲覧数:305
思えば今から2年前、リオ・オリンピックが閉幕したばかりの頃に、
以下の記事を書きました。
2020年の東京オリンピックにはIOCのスタッフとして帰っていらっしゃい!!【前編】
https://www.americandream.co.jp/2016-02-16-04-50-50/97-2020-ioc.html
そして、平昌冬季オリンピックが閉幕したばかりの今、とても嬉しいご報告を
させて頂きます。上記の記事でご紹介した波多野陽平君は、スイス、ローザンヌに
本部のあるFIVB国際バレーボール連盟でのインターンを経て、この度正式にFIVBの
本部職員として雇用契約を結ぶことになりました。
彼とはなんと彼が高校1年生の時からのお付き合いとなります。2005年、弊社が
お手伝いしていた広島城北高校のイギリス研修プログラムに彼が参加したのが
初めての出会いでした。その後彼はアメリカの短期語学研修を経て、弊社が
進めている、返済不要の「アメリカ大学奨学金留学プログラム」に、第1期生として
申込んで、アメリカのケンタッキー州にあるCampbellsville Universityに
2007年8月に旅立って行きました。
律儀な波多野君は、出発後もずっと近況を報告してくれ、私たちは彼のその後の
大学の転校を含め、彼の歩く道のりを見せてもらっていました。
そして彼は2013年、6年間の留学生活を終えてネブラスカ州の Wayne State College を
卒業し社会人となりました。
その後も彼は折に触れて近況を知らせてくれるとともに、広島に帰郷の折には、
留学準備中の後輩たちのもとを必ず訪ねてくれて、自らの体験談を語り、
「大丈夫。不安もあるだろうけど頑張ってください。
一生懸命やれば必ず目標はかないますよ。」と励ましてくれていました。
そんな彼にいったい何人の後輩たちが励まされたことでしょう。
*ADのオフィスで後輩たちとの質疑応答に応えてくれている波多野君
アメリカンドリームには、一般には非公開の、「アメリカンドリームの現役留学生と
OB/OGだけが入れるサークル」があります。そこの中でも波多野君は、
後輩からの就職活動についての相談等にいつも暖かく応じてくれていました。
そんな彼から、IOCが作った大学院からの入学の誘いがある、と相談されたのが
上の記事にある2016年の夏のことでした。スポーツマネージメントの分野で
世界トップに座するスイスの大学院での留学は費用も安価ではありません。
しかし私は、これまでいつも誰かを助けてあげようと力を尽くして来た
彼にとっての大きなチャンスだと思い、彼の背中を押しました。
彼は、そこから信じられないような速度で、出願作業とTOEFL等の大学院レベルの
スコアをクリアし、スイスに出発しました。
スイスでも彼はIOCのバッハ会長とお目にかかるなど快進撃が続きます。
そしてこの度彼は、インターンを経て、国際スポーツ競技連盟 ISF
( International Sports Federation ) のひとつであり、彼自身が競技としてプレーした
バレーボールの世界総本山、FIVB国際バレーボール連盟の正式採用が決まりました。
私自身、ISFのひとつであるFIFA国際サッカー連盟と関りがありましたので、
国際スポーツの世界についての知己があります。この世界に入ることは容易ではなく、
私にはサッカーだけでなくラグビーや合気道など、他の競技のISFにも友人はいますが、
その中に日本人は一人もいません。
しかし一度入ってしまうと、この世界は実は小さな村のような面もあり、
オリンピックやワールドカップ、世界選手権等の各種の世界大会や、アディダスや
コカ・コーラ等の世界大会のメインスポンサーの責任者などが、皆互いに友人同士で
成り立っている、というそんな不思議な世界です。
波多野君は、そのような世界にデビューを果たした訳です。ISFで働く初めての
日本人の知り合いが、弊社のOBとなった、という事は、私にとっても想像も
しなかった嬉しい出来事です。
波多野君の新しい章への船出に心から祝福の念を捧げ、
これから更に輝きを増すであろう、波多野君の姿を、
私たちは楽しみに見せてもらうことに致しましょう。
素晴らしいことが、たくさんありますように・・・!!
(株)アメリカンドリーム
代表取締役 吉川浩司
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波多野君が、1期生として申込んで出発した
返済不要の「アメリカ大学奨学金プログラム」
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