2017.9.20 閲覧数:591
この夏届いた、次の「アメリカあるある」は、広島市立舟入高校を卒業して、
返済不要の「アメリカ大学奨学金留学プログラム」に申込んでケンタッキー州にある
Campbellsville University に留学中の木村匠君からのレポートです。
========== Takumi KIMURA wrote ==========
吉川さん、八木さんお久しぶりです、
ケンタッキー州にあるCampbellsville Universityに通っていた木村です。4セメスターを終えて、今学期からペンシルバニア州にあるShippensburg University of Pennsylvania に編入することが決まりました。編入するにあたって、大学選びから願書提出まで、かなりの時間と労力を費やしました。そして、数々の“アメリカあるある”を体験しました。
約4000校もあると言われているアメリカの大学の中から自分の行きたい大学を絞るのはとても難しいことでした。まずは学費です。州内生と州外生とでは学費のレートが違い、留学生だとその更に上を親に払ってもらうことになってしまい断念しなければならない学校が複数校ありました。特別、スポーツや勉強ができるわけではない僕にとって奨学金を探すのも一苦労でした。大学のホームページを見てみると奨学金が豊富に用意されている大学もありますが日本人である僕がどの奨学金にも応募できるわけではなく、数はかなり限られていた印象です。
次に、願書を提出してから問題は起こりました。大学の指示通りに必要な書類を送り、メールで全ての提出物を送ったこと、もし不備がある場合は連絡を欲しい。ということをメールで連絡しました。が、数週間たっても返事が一向になく、書類が届いたのかも届いていないのかもわからず結局こちらから連絡することになりました。すると、OOが届いてないよ。と返信が届きました。送るものは事前にPDFにとっており、その中には入っているし、送る前もなんども確認しました。それでもないということは、想像の通りです。後日書類を送り、1つ目の問題はクリアしました。
そして、この大学では留学生向けに奨学金が支給されているため、この奨学金も、出願と同時に提出に向けて準備していました。奨学金の書類を全て出して、出願と同じやり方で出しましたが、またしてもOOがないよと大学側から連絡が来て、また“不備の書類”を送り、2つ目の問題もクリアしました。
一見大変なように思えない作業も、一人で、かつ、授業の合間を縫ってのことなので非常に難しく感じました。
アメリカンドリームで学んだことを活かしてこれからも頑張っていきます。まだまだ未熟な僕ですが、お二人の背中に少しでも追いつけられるよう,これからも自己研鑽に励みます。
木村 匠
========= End of copy ==========
数々の「あれが無い。これが無い。」を乗り越えて編入合格を勝ち取った木村君、
大いに結構です。
アメリカに留学する日本人は多いですが、実際に卒業できる人の数は
あまり多くないのが実情です。そんな中、弊社の
「CAP:College Application Program 大学留学準備コース」では、
実際に起こっている様々なトラブルを想定して、その対処法や回避方法を教えます。
以下、そのCAPのテキストから少し抜粋してご紹介しましょう。
=====CAP text : Unauthorized use prohibited :American Dream, Inc. =====
「こんなこともある」の例として、いくつか以下に挙げておきましょう。
1.残高証明書に添えて、「公的機関が直接発行した英文の納税証明書を添付せよ」とあるが、日本では英文のそれを発行していない。
2.同じく、「銀行口座の開設日から残高証明書日付までのすべての当該口座への入金合計と出金合計を記載せよ。」とあるが、これはほとんどの銀行では記入してくれない。
3.同じく、「銀行から、『この名義人は向こう4年間に渡って年間12000ドル以上の学費援助をする能力があることを保証します。』と署名入りで保証を取りつけよ。」とあるが、銀行では、口座名義人の今後の生死・会社の存続・雇用状況等の不安定を理由に応じてもらえない。
4.同じく、「これら一連の銀行による証明の作業を英文による公証人の証明を付けて行え。」とあるが、その場合銀行員も一緒にアメリカ大使館もしくは領事館まで同行してもらわなければいけないことになる。
5.オンラインの出願時によく見受けられる事例で、「居住する州」の項目を記入しないと送信できない。しかし、その選択肢の中に「国外」という項目が無いので50州の中のどこかを選ぶしかない。出願者は日本に住んでいるのに・・・
6.寮の申込において、「返金不可のDepositとして、150ドルの送金小切手を同封して申し込め。」とあってその指示に従ったが待てど暮らせど寮のスペースが確保できたという報せが無いので問い合わせたところ、「今年は寮の改築のため、新規の生徒が入れるスペースはありません。」という回答が来て、Depositも返金されなかった。
7.記載場所によって、Application Feeの金額も宛て先も食い違っていて、どれが正しいのか分からない。
8.記載場所によって、規定のTOEFLスコアーが違う。願書締め切りも違う。
9.専攻について、Major Listから選んでCode Listを記入せよ、とあるがどこを探してもCode Listがない。
10.願書送付後4週間待っても何の反応も無いので、メイルで問い合わせたところ、返信がなく、電話をしたら「何も届いてない。」といわれた。相手の了解を得て2回目を「到着を追跡できる国際宅急便」を使って送り、インターネットで「配達済み」を確認して電話で念のため到着確認を入れたら、それでも「届いていません。」といわれ、仕方なく3回目を送付した。今度は、到着を確認できたが、間違いなく同封した書類2枚が入っていないと言われ、仕方なく相手の同意を得て、その書類のコピーを再度FAXで送った。この出願者は、散々迷った挙句、この大学に入学しました。行ってみるととても親身な対応をしてくれる大学で本人はこの大学に満足している、とのコメントを寄せています。ある州の州立大学です。
【Copy from CAP text, produced by American Dream, Inc.無断転用禁止】
===== End of copy:Unauthorized use prohibited ======
これら数々の「アメリカあるある」を乗り越えて、
進め日本人留学生諸君!!