アメリカン・フットボールのプロリーグ NFLのチームでインターンを終えました!!【アメリカ大学留学体験記】
かつて1500ページ以上あったアメリカンドリームのホームページを、
今年2016年の2月からまた一から作り直していますが、その新しいホームページの中の
人気記事、「内田兄弟シリーズ」に、新たなページを加えます。
(*内田君の過去の記事はこちらへ!!)
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出来の良い弟君、この夏はNFLでインターンの仕事を獲得!!≪内田兄弟シリーズ≫【アメリカ大学留学体験記】
https://www.americandream.co.jp/2016-02-16-04-50-50/76-2016-05-18-02-08-58.html
なんと、出来の良い弟君は、今度は全米4大スポーツの一つ、アメリカンフットボールの
プロチームでアスレチックトレーナーとしてインターンをできることになり、この夏、
その貴重な体験をした報告を寄せてくれました。
スポーツ大国アメリカには、野球(MLB)、バスケットボール(NBA)、
アメリカンフットボール(NFL)、アイスホッケー(NHL)の4つの人気スポーツがあります。
これら4大スポーツは、巨大なスポーツビジネスとして以下のような図式で成り立っています。
「試合が面白い」⇒「観客が来る」⇒「興行収入が上がる」⇒「良い選手を獲得するために
高い年俸を支払う」⇒「良い選手によって良い試合が行われる」⇒「リーグやチームに収益が
上がる」⇒「選手の年俸を上げる」⇒「試合が面白い」・・・
つまりどのスポーツにおいても、選手こそが巨大なビジネスを支える源である訳です。
中でもフルコンタクトスポーツであるアメリカン・フットボールは選手のケガや故障も多く、
彼らの傷害予防や応急処置、リハビリ関わるアスレチックトレーナーはチームにとって
極めて大切な存在です。
そんな4大スポーツの中でも最大の人気を誇る、アメリカン・フットボールのプロチームで
アスレチックトレーナーとしてのインターン体験を許された内田貴広君の
「NFLインターン体験をお読みください。」
======= Takahiro UCHIDA wrote =======
吉川さん 八木さん
おひさしぶりです!
ミズーリでは湿度maxで汗だくの毎日です。
灼熱の日本の夏も恋しく思います。
先日Los Angeles Ramsとのインターンを終えて学校に帰ってきました。
この夏はとても充実して、NFLで働けるという貴重な経験ができました。
簡単ですがこのインターンの報告をしたいと思います!
NFLではシーズンが始まる前に一ヶ月半ほどサマーキャンプがあります!
このサマーキャンプはシーズンを通して一番忙しい時期みたいです。
みんながそう言う理由が最初の1週間でわかりました。
毎日朝6時から始まり、1日14、15時間働きます。休みは1日もありません。
最初の1週間で足がもげるかと思いましたが、仲間も上司もいい人たちだったのでなんとか楽しくやり通せました。
プロチームはやはり規模が違うなと思わされる場面が何度もありました。彼らは大学のチームとは違い、footballが仕事です。footballで家族を養ってます。昨日治療して一緒にリハビリをした選手も次の日には解雇されていなくなってるかもしれないといった世界です。(仲良くなった選手が解雇されて帰っていく姿を見るのが一番辛い瞬間でした。)選手を健康でプレイヤーとして最高の状態に保つのが仕事の僕たちにとって、決して妥協した治療や曖昧な判断はできません。とても厳しい世界だなと思いました。
同時に、最高峰の選手と医療技術で働ける環境はとても魅力的でした。とてつもない仕事量、そして責任の重さ…とても厳しい世界を目にしましたが、いつかはそういった環境で同じ目標を持った、モチベーションの高い同僚たちと働いてみたいと改めて思いました。
今回の経験は誰しもができるものではありません。このチャンスをくれた人たちと手伝ってくれた方々に感謝したいです。
この経験を活かして、またいい報告をできればなと思います!
今はインターンのため休んだ2週間分の学校に追いつくのでヒーヒー言ってます。
以上で簡潔ですが2016 summer報告にさせていただきます。
ではお体にはお気をつけて。日本は暑いので水分補強は忘れずに!
写真はインターン中の試合の時に撮ったものです!
内田 貴広
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素晴らしい体験をした内田君は、この体験から、さらに目標を強く意識したようです。
私自身も、今よりもう少し若い頃に、オリンピックやワールドカップに関わり、
メジャーリーグに行った野茂英雄選手が所属するLAドジャースのスプリングキャンプを
訪問して、MLBを支えるアスレチックトレーナー達の仕事を見せてもらったり、
サッカーの日本代表スタッフやトレーナー達と一緒に海外に行って、彼らの仕事を
間近で見る機会に恵まれました。
今は現場に出ることは少なくなり、一年の大半は広島に居ます。しかし、アメリカンドリーム
には、今年セ・リーグで優勝した広島カープの通訳者をはじめ、サンフレッチェのトレーナーを
務めたOB達、あるいは2020年の東京オリンピックでIOCの職員を目指してスイスの大学院で
学ぶOB達など、スポーツの世界の第一線で活躍する先輩たちが、後輩たちのために
現場の体験を寄せてくれます。
私は、彼らの活躍を心から喜びながら、彼らの出発前、そして留学中の様子を、
彼らの背中を見ながら厳しい道のりを進もうとする彼らの後輩たちに、
かつて彼らが座っていたカウンセリングルームで話をしています。
思えば、留学カウンセラーと言う仕事は、本当にやりがいのある仕事だと思います。
これぞ、わが天職!!!
(株)アメリカンドリーム
吉川浩司
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