ビギニングクラスは、「I have a pen. 」≪アメリカ大学留学体験記≫
この夏アメリカの大学に向けて出発したアメリカンドリームの留学生たちは、
皆、すっかり現地の生活になじんで元気でやっているようです。
彼らの出発前に伝えた、去年の夏に出発した広島皆実高校を卒業して、
返済不要の「アメリカ大学奨学金留学プログラム」に参加してケンタッキー州の
Campbellsville University に入学した清水航太くんからの、
後輩たちへのアドバイスをご紹介しましょう。
===== Kota SHIMIZU wrote =====
吉川さん、八木さん
こんにちは。お久しぶりです!清水航太です。
昨日やっとESLプログラムを卒業することが出来ました。本当にやっとって感じです。
僕は元々英語が苦手な方なんですが、さすがにビギニングクラスは簡単すぎました。
『I have a pen』みたいなところから始まるので中学生レベルです。
後輩には僕みたいに最初のクラス分けテストで失敗して1セメ無駄にしてほくしないので(当然、授業料も安くありません)、アメリカに来る前にしっかり英語の復習をしとくこと。
また writingなど書くことがなくても、問題に関係ないことでも取り敢えずプリントいっぱいに書くこと。やはり外国人の英語ができる人はテストを終わるのが早いですが、周りに流されず時間ギリギリまで諦めないことをお伝えして頂けたら幸いです。
とりあえず 秋セメからサッカー部と勉強 両立できるように僕もこれから準備していきます。
失礼します。
清水航太
===== End of copy =======
先日、インターネットでこんな書き込みを見つけました。
「外国の空港への入国審査で荷物を開けられて、
中に入れていた工具のような形をしたボールペンを見つけられ、
入国審査官に、『これは何だ?』と、質問されました。
私は、こんな英語は一生使うことはないと思っていたあの言葉を、
ついに使う時が来ました。『This is a pen!! 』 と。」
私は、清水君のメイルでこの話を思い出して吹き出しました。
清水君はESL(英語プログラム)からの脱出に1年かかりましたが、
「I have a pen.」から1年で大学レベルの英語まで到達した訳ですから、
高校時代のサッカー部の時と同じように
かなりスピードを上げて走ったものと思います。
アメリカの大学入学時には、Regular の学部入学が許可されていても、
オリエンテーション時には、ほぼ確実に英語力をはかるテストを受けさせられます。
皆さんも、清水君の助言を参考にして、アメリカに行ってまで、
[ I have a pen.] を勉強しなくても良いようにしてくださいね。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★