2016.3.18 閲覧数:227
広島女学院中学高等学校から10名の生徒達が、間もなくアメリカ短期研修に出発します。
この研修は、多くの高校で実施されるような「参加者だけで行われる現地での英語の授業」
はまったくありません。
日本の中学3年生と高校1年生が、アメリカの大学の通常授業に参加して、
そこでアメリカ人学生たちと一緒に「異文化コミュニケーションとは?」、「平和とは
いかなる状態を言うのか?」などのディスカッションに参加し、広島と広島女学院に関する
英語のプレゼンテーションを行い、アメリカ独自の貧困層救済のためのプログラムに参加し、
と言った、かなり難易度の高いプログラムです。
この研修のサポートをしてくれるのが、広島女学院高校を卒業して、
この研修の受け入れ校であるUniversity of Mount Union に授業料全額免除のフルスカラー
として在学中の折出悠貴さんです。
University of Mount Union の留学生協会の会長も務める折出さんから、
出発の最終準備に入る後輩たちにウエルカムメッセージが届きました。
======= Yuki ORIDE wrote =======
マウントユニオンに来られる広島女学院の生徒のみなさんへ、
みなさんがマウントユニオン研修に向けての出発の日が着々と近づいてきましたね。出発に向けての準備は整っているでしょうか?アメリカの大学での授業体験、ホストファミリーの家に滞在など、ただの旅行では決してすることができないことを皆さんには体験し、学んでいただこうと思っております。
みなさんが来られるにあたり、こちらでも色々なイベントを企画しています。Hot Potsというところでお皿やマグカップにペイントしたり、Alliance Food Pantryでボランティアをし、また、マウントユニオンの学生や留学生団体も参加するピザ、ボーリングパーティーなどのイベントがあります。
さて、先週からアライアンスでは去年と違いとても暖かくなってきました。しかし、オハイオの天気は変化が激しいので暖かかったのに次の日はまた冷え込むということもよくあります。なので、パッキングする際は、ジャケット、汚れてもよい靴を忘れないでください。
また、せっかくアメリカにこられ、アメリカの大学生活を体験するのですから皆さんが毎日勉強している英語をしっかり使っていただきたいと思います。失敗を恐れず、たくさん英語で発言してみてください。
この研修は特別で毎年生徒さんは貴重な体験をし、また一段とたくましくなり日本に帰国されます。私の友人の二人もこの研修で6年前にマウントユニオンにきて、またマウントユニオンに行きたい、ホストファミリーに会いたいということで大学の春休みを使いアライアンスにまた訪れてきてくれました。中でもホストファミリーとの思い出は深いようで、二人がホストファミリーと再会する様子はとても感動的でした。皆さんにとっても思い出深い体験になることでしょう。
私はこのマウントユニオン研修を四年前からお手伝いしてきましたが、今年の五月に卒業を控えており、私にとって研修でお手伝いできるのはこれが最後となります。みなさんのサポートをしっかりしていきたいと思っております。研修までに体調管理をし、出発に備えておいて下さい。最後になりますが、皆さんにこちらで会えるのをとても楽しみにしてお待ちしております。
折出悠貴
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広島女学院と、この研修の受け入れ校であるUniversity of Mount Union の関係は、
すでに50年以上に及びます。
両校の関係と、メッセージを送ってくれた折出さんの紹介は、以下のページをご覧ください。
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留学生協会の会長として”Women of the University” の大学のホームページで紹介されました。【アメリカ大学留学体験記】