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留学ワンポイントアドバイス

2020.7.18 閲覧数:888

368.アメリカ政府 留学ビザ規制撤回

 前項でお伝えしたトランプ政権による留学生ビザへの規制に関するニュースの続報です。

前項でもお伝えしたように、この規制に対し即座にハーバード大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)が裁判所に提訴、

カリフォルニア大学も提訴に加わることを発表しました。

 

367. 留学生ビザ(FビザおよびMビザ)に関する措置の発表【在サンフランシスコ日本国総領事館】

https://www.americandream.co.jp/2016-02-16-04-52-51/342-367-f-m.html

 

 これを受けてトランプ政権は、この規制を撤回しました。

 

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(出展:中国新聞2020年7月16日 朝刊)

 

 

 現在のアメリカの繁栄をもたらしているひとつの大きな要素は、

アメリカの高等教育の品質の高さであり、それを求めて世界中から集まった留学生が

アメリカの高等教育の優位性を支えています。アメリカはノーベル賞を始めとして

最先端の発明や発見の分野で大きく世界をリードしていますが、そこには

「世界最大の留学生受け入れ国である」という要素が大きく寄与しています。

 

 その優位性を支えている留学生に弾圧を加えるような施策を講じようとするのは

誠に愚かなことだと思います。ハーバード大学を始めとするアメリカのトップスクールは

即座にこれに反応しました。

 

 私はカリフォルニア大学の卒業生ですが、私達卒業生の元にもSNSを通じて

即座にUC(カリフォルニア大学)からの声明が発信されました。

その一部にこう書かれていました。

 

”We are the University of California. UC knows science, UC knows law, and we approach both in good faith. Our opponents have shown you time and again that they do not.”

 

 トランプ政権はこの政策によってアメリカのトップスクールを含むすべての大学と

そこに学ぶ留学生達、そしてその周囲の友人たちを敵に回すことになりました。

トランプ大統領は勝てない戦いはやらない、と私は見ていますが、予想通り、

彼はこの愚かな施策を即座に撤回しました。

 

 11月には大統領選挙があります。アメリカの有権者はこの選挙において

賢い選択をし、現在のアメリカとそこから世界に広がっている混乱を

終結させて欲しいと私は思います。

 

アメリカンドリーム

代表取締役 吉川浩司

 

 

 

 

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