2020.4.15 閲覧数:1,641
昨日の記事でご案内したように、アメリカの大学の授業がオンラインに変わっている中、
日本に帰国せずにアメリカの大学に留まっている弊社からの留学生が
何人かいることが分かりました。
その中の一人から「私がアメリカの大学に留まっているのは間違っているのでしょうか?
私は少しでも早く日本に帰国すべきなのでしょうか?」と言う質問が寄せられました。
以下は、その質問に対する私の回答です。この回答は2020年4月14日時点の
私の考えです。
======== Yoshikawa wrote =======
「なるべく早く帰国すべきか?」それとも「予定通り今学期が終わって帰国すべきか?」
この質問に対する明解な答えはないように思います。
しかし、状況は今より悪くなるかもしれません。
なぜなら好転する可能性のある良い材料は、現時点でどこにもないからです。
ただし「必ず悪くなるか?」そして「それはいつか?」と言う質問への答えはありません。
仮に「私ならどうするか?」という質問であれば、私は以下のように答えます。
1.私は、決めたらすぐに行動する。
2.現在、日米の空港が危険かもしれないが、それが近い将来より安全になる保証はない。
3.最悪の想定をした場合、「フライトが無くなって、帰りたくても帰れない。
そしてアメリカに長期にとどまらざるを得ない状況になる。その時、物資は十分あるか?
アメリカ国家による保護は?アメリカ国民と外国人との保護の優先順位は作られないか?」
4.急いで帰国したけど事態が悪くならなかった場合、自分が失うものは何もない。
しかし、もし悪い想定通りに、状況が悪化していれば、「帰国しおいてよかった」
という事になる。
⇒「これらの想定により、私ならすぐに帰国に向けて行動します。」
=======End of copy =======
現在アメリカの大学に留まっている留学生諸君、上記は私の本日時点(2020年4月15日)
の考えです。どうするのが良いか、日本のご家族ともよく話し合ってください。
ちなみに、オーストラリア政府は「すべてのオーストラリア人は国内に帰国して来い。
そしてすべての外国人は、それぞれの母国に帰国せよ。」という声明を出しました。
私は、多くの国の対応が、これと同じようになるのではないか、と見ています。
私が最も恐れているのは、十分な告知期間無しに国際間の航空便を止めてしまう事です。
(株)アメリカンドリーム
代表取締役 吉川浩司