2020.4.14 閲覧数:1,454
先日の弊社のウエブにおいて、「新型コロナウイルスの中、日本に緊急帰国しました。」
という事例をご紹介しました。
361. 新型コロナウイルスの影響で、留学中のアメリカの大学から緊急帰国しました。
https://www.americandream.co.jp/2016-02-16-04-52-51/333-361.html
現在アメリカンドリームからの留学生と、メイルで様々なやり取りを続けていますが、
その中で、「新型コロナウイルスの影響で大学の授業がオンラインになりましたが、
現在アメリカの大学に残っています。」という連絡があり、
大学の状況を伝えてくれているメイルがありますので、それをご紹介します。
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皆さん、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
私は大きなけが・病気もなく元気に過ごしています。広島県内でも少しずつコロナウイルス感染者が増えてきていると聞いたので心配です。
さて、この夏に関してですが、
広島に帰る場合どうしてもコロナウイルスが蔓延している地域を通るリスクがあるため、一時帰国せずアメリカに滞在することにしました。学校側にも相談したところ、夏休み期間も寮は開けており、さらに大学内で仕事をさせてもらえるとの事でしたので夏休み期間も大学に残る予定です。
そして私の学校の現在状況について、
授業は完全オンライン、寮は開いており、カフェテリアも時間短縮・テイクアウト制で利用可能です。なので、今の時点では不自由なく生活できています。4/11現時点でキャンパス内の感染者0人(私がいる郡内の感染者は9人) おり、自分自身はキャンパス内からほとんど出ないので比較的安全な環境にいますが、油断は出来ない状況です。
夏休み中時差があるのでなかなか難しいかもしれませんが、ご都合が合えば是非Skypeなどでお話しさせていただきたいです。
まだまだコロナウイルス終息の気配がなく不安な日々が続くかと思われますが、皆さん、お身体に気を付けてお過ごし下さい。
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このメイルを公開したのには理由があります。現時点で多くの弊社からの留学生が
日本に緊急帰国している、ということを確認していますが、同時に、何人かの留学生は
上記にあるような状況で、アメリカの大学に残るという判断をして留まっている、
という事が分かりました。
ここまでの弊社のウエブ記事を見て、アメリカに残っている留学生達が、孤立感、
又は『自分は間違っているのではないか?』という心理的切迫感に見舞われないように、
「現時点でアメリカの大学に残るという判断をした人も、相当数存在している」
ということを知ってもらうために開示したものです。
世界中が初めての経験とも言える、出口の見えない感染症にさらされている今、
異国の地にある留学生達の不安は、相当なものであろう、と思います。
まずは皆さん、落ち着きましょう。現時点で、どちらの判断についても
これ以降の修正の利かないものではありません。ここからどうするのが良いと思うか?
その点について、もう少し私は発信を続けようと思います。
(株)アメリカンドリーム
代表取締役 吉川浩司