2019.3.13 閲覧数:1,465
留学についてのお問合せの中で多いのが、「私に適した大学を選んでもらえますか?」
という質問です。この「留学先の大学選び」と言うのは、留学手続きを進めるにあたって
大変重要な項目です。アメリカンドリームの「CAP:大学・大学院・短大への留学」
のテキストの中でも、この「留学先の大学選び」に関しては、かなりのページが
さかれています。
ただし、CAPにおいては、「あなたの代わりにあなたに適した大学を選ぶのではなく、
あなたが自分で、自分に適した大学を選ぶ方法をお教えします。」というものです。
アメリカには4,000を越える大学があると言われています。その中から自分にあった大学を
選ぶのは大変なことのように思えますが、実はこの「大学選び」を自分でやることは
その次の、「大学に送る志望動機のエッセイを書く」作業において、極めて重要な
意味を持ちます。
昔は、「大学を選ぶと言っても、どこにどんな大学があるか分からない。」という事で
我々、留学カウンセラーが所持する、「College List」などの分厚い資料が無いと、
大学の情報を得ること自体が困難でしたが、現在はインターネットのおかげで、
”College Search”などのサーチエンジンを使って、大学の情報を得ること自体は
容易にできます。
重要なのはここから先で、「それぞれの大学が持っている情報が、何を意味していて
それが自分にとって好ましいどうか?」を、見極めなければいけません。
その情報の意味することを説明し、過去の事例などから、それが個々の留学生に
どう関わりがあるか、ということを説明するのが我々、留学カウンセラーの役割です。
ひとつこんな例を挙げましょう。School Calendarについて、典型的なアメリカの
大学の学期制度についてですが、「Semester:約4カ月」と、「Quarter:10週間」
の二通りを比較してみましょう。Semester の場合は、フルタイムの留学生
の立場を維持するために必要な12単位(学部レベルの場合)を取るためには、
最低4教科取る必要がありますが、Quarter制の場合は、3教科で12単位の条件を
満たすことができます。
1冊、約600ページある教科書を4カ月で済ませる場合、1週間に37.5ページ。
Quarter 制なら1週間に60ページです。また、Semester制の場合は「1週間に150ページの
4つの教科に関する教科書を読む」ことになり、Quarter制では、「1週間に180ページの
3つの教科に関する教科書を読む」ことになります。
この違いによって、「いくつかの異なった教科を取った方が、気分が変わって良い」
と言う人と、「ひとつの学期に、集中して関連の授業にドップリ使って勉強したい」
と言う人との間では好みが変わって来ます。
このような点に注目しながら、「大学の学生数、都会か田舎か、宗教色の強弱、
クラブが盛んか、成績の付け方、教授と学生の比率、学部生と大学院生の比率、
統一テストスコア、周辺の企業、卒業生の進路、」等々を加味しながら、自分にあった
大学を絞り込んで行くのが大学選びです。
この作業を自分で体験するからこそ、入学手続きの次の段階である、
「目指す大学と自分とのマッチング」に進むことができ、さらに、
「入学審査委員会へのアピールポイント」の戦略を練る、という段階につながって
行く訳です。
従って、海外の大学への進学を考える皆さんには、「大学選び」を人任せにせず、
経験ある留学カウンセラーと様々な意見交換をしながら、
「自分で、自分にあった大学を探していく」という作業に取り組まれることを、
お勧めします。
アメリカンドリーム
吉川浩司
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