2018.6.11 閲覧数:1,520
私の本職は「留学カウンセラー」ですが、現在、私は二つの大学で非常勤講師として
授業を担当しています。先週から、その内のひとつ、福山平成大学で
「スポーツプロモーションⅠ」の授業が始まりました。
昨年までは前期は毎週1回の授業、そして後期はもう一つの大学、広島経済大学の授業
と二つになるので、後期の福山平成大学での授業は集中講義にしていたのですが、
今年から前期も集中講義に変えてもらいました。集中講義の場合は、
朝9時から夕方17:45まで、一日に5つの授業をやります。
喋る私も大変ですが、聞く学生も大変だと思います。
おまけに私は学生の受講態度に対してもかなり厳しい姿勢で臨みます。
以下のような階段教室に、今期の授業は60名の学生が受講しています。
「お前はいったい大学で何を教えてるんだ?」と、友人達からよく聞かれますので、
私の授業のシラバス(授業内容や成績表か等について記載した説明書のようなもの)
を以下にご紹介します。
最後の履修上の諸注意に「当たり前のマナーを守れない者は受講を禁止します。」
と書いています。ごくまれに、このことを授業中に再度言及しなければいけない
こともありますが、私の授業を取っている学生たちは概ね真面目で、そして授業中に
かなり発言します。それがまた注目するようなユニークな意見が出ることも多いので
私自身もかなり楽しんで授業を進めています。
大学で授業を受け持つようになって感じたことがあります。
「物事に対して、落ち着いて考えるようになりました」
気が付かないうちに、物事に対して過去の経験や勘に頼って判断していたことが
たくさんあるのですが、大学で教えるようになって、「なぜそうなのか?」を必ず
説明する必要があり、そのための理論やデータを調べるようになりました。
それが仕事の上でも、「本当に今、自分が考えていることは正しいのか?」と、
理論の整合性を落ち着いて考えるようになりました。
「教えることは、学ぶこと。」まさにその通りだと思います。
福山平成大学
福祉健康学部 健康スポーツ科学科
非常勤講師 吉川浩司
追伸:6月から、「学校法人広島YMCA学園」の理事となることを仰せつかりました。
高校時代までは本当に劣等生で、こんなに学校と深く関わるようになるとは、
思いもしませんでした。
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