2018.5.11 閲覧数:1,815
アメリカンドリームが本部を務めているNPO法人、IYEO青少年異文化交流推進協会から、
ニュースレター2018春号、IYEO News Avenue Spring 2018が発行されました。
弊社から出発した留学生の現地での様子や、弊社で受け入れている海外からの留学生の
日本での様子、特集「英語力の測定:どんなテストを受けるべき?」など、
様々な話題を取り上げています。どうぞ皆さん、お時間のある時にご高覧ください。
[IYEO News Avenue Spring 2018]
http://www.iyeo.org/create-an-article/send/2-iyeo/32-iyeo-news-avenue-vol-41.html
その中から、ひとつ気になる記事をご紹介します。
以下は、イギリスのTimes Higher Education が発表した世界の大学ランキングの中の
「アジアの大学ランキング」に関する記事です。この「留学ワンポイントアドバイス」
の記事でもこれまでにTimes Higher Education の世界の大学ランキングは
何度かご紹介していますが、そこではアメリカの大学が上位を占めていることを
お話ししていました。
Times Higher Education による「世界の大学ランキング2018」はこちらへ!!
この世界ランキングの中で、東京大学のランキングは46位です。
それでは東京大学のランキングはアジアの中では何位なのでしょうか?
以下の記事をご覧ください。
ここにあるように日本のトップ大学と言われている東京大学は、アジアの中で
シンガポール、香港、そして中国の大学よりも下の第8位にランクされています。
日本国民の多くが、「Made in China」⇒「品質が悪い」あるいは、
「中国人観光客」⇒「マナーが悪い」などの印象を持ち、
「GDPの順位で中国に抜かれたのは、それは中国の人口が多いからであって、
内容では日本は決して中国には負けていない」
と、考えている日本人が多いと思いますが、ご覧のように高等教育の分野において
日本の東京大学は、中国の清華大学よりも北京大学よりもランキングが下です。
さらに、日本に来日している留学生が26万7000人なのに対して、中国は48万8000人で、
中国はアジアで最大の留学目的国、つまり海外の留学生からの人気が高い国です。
これからの日本が世界の中で、そしてアジアの中でどのような存在となるのか?
仮に日本が目指す姿があるとすれば、そこに向かう道のりの第一歩は、
現状を正しく認識する、ということから始まるのではないでしょうか?
これらの情報を見る限り、GDPに表される経済においても、高等教育においても、
そして海外から学びたい国として選ばれる順位においても、残念ながら日本は
中国よりも下位にある、と読み取れます。
ここから日本はどう進んで行くのでしょうか。
アメリカンドリーム
代表取締役 吉川浩司
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