2016.8.23 閲覧数:1,261
オリンピック史上初の南米大陸での開催となったブラジル、リオ・デジャネイロオリンピックは
日本にも史上最多の41個(金メダル:12、銀メダル8、銅メダル21)のメダル獲得とともに、
数々の感動をもたらしてくれました。
私は1984年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業し、
卒業後初めての仕事として’84ロサンゼルスオリンピックのジャパンプール(日本の放送局
連合体)の通訳としてオリンピックに関わりました。
担当したのは、開会式のABCのモニタリング、男子体操、女子体操、柔道、マラソン等で、
体操の森末選手の鉄棒10点満点金メダルや、具志堅浩二選手の奇跡の逆転個人総合
金メダル。柔道の斉藤仁選手の金メダルや、山下選手の肉離れの中での金メダル獲得、
等々、今でも鮮やかに記憶に残る感動の日々を体験しました。
この時の体験がきっかけとなって、私はスポーツイベントに大きな関心を持つようになり、
その後、FIFAフランスワールドカップや、日韓共催ワールドカップ、広島アジア大会、
広州アジア大会等々のスポーツイベントに関わりを持つことになりました。
2020年は、私たちの住む日本でオリンピックが開催されます。このページをご覧の皆さんに
お勧めします。人気競技はチケットが取れないことが予想されますが、数々の種目の中
必ずチケットの入手が可能な競技があるはずです。チケットが無くても、会場周辺の雰囲気を
味わい、マラソンの沿道で応援するだけでも、生涯忘れえぬ感動を体験できると思います。
リオ・オリンピックの感動を味わった直後の今、「よし!2020年の夏は東京オリンピックへ!」と、
決心されてはいかがでしょうか?
日本チームは歴代最多のメダルを獲得しましたが、私の母校UCLAも数多くのメダルを
獲得したようです。(UCLA Alumni News より)
2016リオ・オリンピックでのUCLAの卒業生&現役学生の獲得したメダル:
出場選手数:36名(アメリカ他、それぞれの所属国の代表選手として)
金メダル:6 銀メダル:1 銅メダル:2
これで、UCLAのこれまでのオリンピックでのメダル獲得総数261個となり、
その内訳は以下のようになったようです。
金メダル:133 銀メダル:66 銅メダル:62
(出展:UCLA Bruins / http://www.uclabruins.com/news/2016/8/21/bruin-athletics-bruins-win-nine-medals-at-2016-rio-olympics.aspx )
私も、オリンピックでは一生懸命日本の選手を応援しますが、国籍や肌の色、
文化の違う自分の母校の選手たちが、世界各国からオリンピックに出場し、
そして世界中からトップアスリーツ達が集うオリンピックで活躍をしてくれると、
「平和の象徴」として近代オリンピックの開催を提唱した、フランスのクーベルタン男爵の
精神に沿う事が出来ているような気がします。
(株)アメリカンドリーム
吉川浩司 (”84 BA in Economics, UCLA)