2024.10.2 閲覧数:23
IACEトラベル 2024.09.27
【新しいパスポート発給制度】 外務省は、2025年3月24日から新しい「2025年旅券」の発給を開始します。 この新旅券は、パスポートの偽変造対策を強化するため、 人定事項ページにプラスチック基材を使用することが特徴です。 これにより、現在都道府県旅券事務所や一部の在外公館で行われているパスポート作成が、 すべて日本国内の国立印刷局で集中的に行われることになります。 特に海外での発給には、これまで以上に時間がかかることが予想されます。 海外出張や赴任中の方は、早めの申請を強くお勧めします。 【オンライン申請の拡充と手数料の改定】 2025年3月からは、パスポートの新規申請もオンラインで可能となり、利便性が大幅に向上します。 これまで、戸籍謄本の郵送が必要でしたが、2025年以降は戸籍情報がシステムで連携されるため、 書類の郵送が不要となります。 また、申請手数料も改定され、オンライン申請の場合は書面申請よりも安価に設定される予定です。 書面申請の都道府県手数料は2300円に引き上げられますが、オンライン申請の場合は1900円となります。 特に、出張や海外赴任で頻繁にパスポートを利用する方にとって、 オンライン申請による手続きの簡便化は大きなメリットと言えるでしょう。 *オンライン申請はマイナポータルで行われるため、マイナンバーカードの発行が必要です。 【重要!:早めのパスポート確認と申請】 新しい発給体制に伴い、申請から交付までに通常よりも長い時間がかかることがあります。 海外出張や旅行を予定している方は、 早めにパスポートの有効期限を確認し、必要に応じて更新を行うことが重要です。 渡航先によってはパスポートの残存有効期間が3~6カ月以上必要とされる場合があり、 期限が迫っていると渡航ができなくなるリスクもあります。 原則として、残存有効期間が1年未満の場合、更新が可能ですので、この機会に必ずご確認ください。