| ≪難波のミッチャン スポーツ奨学金奮闘記⑤ 名誉ある2つの賞を受賞!≫ |
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| 作者: Administrator | |||||
| 2010年 5月 17日(月曜日) 07:30 | |||||
≪難波のミッチャン 米国大学スポーツ奨学金奮闘記 vol.5≫
自分に誓った復活 名誉ある2つのタイトルを受賞!!
Hannibal La Grange College (Missouri) 難波倫子
米国大学スポーツ奨学金プログラムでHannibal LaGrange Collegeに留学中の難波倫子さん。2008年 秋セメスターはバスケット、勉強ともに屈辱を味わう学期となりました。絶対にへこたれない!必ずリベンジする!との誓いを胸に始まった2009年春セメスターはどうなったでしょうか?!
それでは人気シリーズ、≪難波のミッチャン奮闘記 ⑤≫をどうぞ!
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バスケットボールシーズンが始まると、1週間に最低2試合か3試合スケジュールが組まれています。私達のチームは9人しかいなかったので私はほぼフル出場でした。Fallが終わった冬休みの前には体がボロボロになっていました。でも休むことは許されない状況。冬休みは精神的にギリギリだった自分を立ち直らせるのに大切な時間でした。1週間は放心状態で何もせず過ごしました。ルームメートの家で温かく迎えてもらい、忙しかった日々を忘れゆっくり過ごすことができたのがありがたかったです。Fall semester は最悪の終わり方だったので、バスケットボールと勉強2つのリベンジの気持ちを持って新しいsemester に挑みました。
≪えっ!お正月もなしで練習?!≫
12月13日から28日まで冬休み。なんと年末の12月29日には学校に強制収容されチームでの共同生活が始まりました。これが予想していたよりも楽しく救われました。Spring semester は学期開始より早く試合は始まります。今シーズンは1月3日が初試合でした。この初戦から始まりSpring semester に行われるConference (9チームでの総当たり戦を二順すること) の昨年度成績は0勝16敗。順位は最下位。ナショナルに行ける可能性はこのカンファレンスで1位か2位になることです。
≪2月19日 最高の気分!のち最低!≫
1月3日から始まったカンファレンスは多くの接戦を繰り返し、勝敗を重ねました。そして2月19日の試合が始まりました。ベンチスタートからコートへ出て3分もしないうちにレイアップシュートの際、左膝へ痛みを感じ左膝を曲げることが徐々にできなくなりました。痛い!!その言葉がこの緊迫した中で言えるわけでもなく、プレーはそのまま続ける。チームは徐々に調子が上がってきて勝てる点数圏内にはいる。試合終了間際残り2秒、相手チームが私に対してディフェンスしていなかったので、パスをもらい、スリーポイントラインから3歩ぐらい下がったところからリングに向かってシュートをした、というよりは何も考えずに打った。“ブ~~”試合終了のブザーが鳴る。シュパ!?ブザービータでシュートが決まる。ホームゲームだったので鳴り止まない大歓声を浴びました。少し調子にのったのかその大歓声に手を振ったりして、あれはすごく気持ちがよかったです!
悪夢は試合終了のあと訪れました。左膝が曲がらない。痛みで歩くのもままならないほどに激痛が押し寄せてきました。トレーナーにみてもらうも、どうも無いと言われました。でも自分ではただ事ではないと感じました。試合は2日後。次の日足がパンパンに腫れあがり、一日中痛みで歩くことが辛かったです。何人もの友達が膝を怪我しているのを見て知っているので、膝の怪我は半月板か前十字靱帯と決まっています。真っすぐ歩こうとするだけで涙がでました。明日は試合。不安が頭の中で破裂しそうでした。
≪Do you want to cry or play?≫
試合当日の朝は学校で練習して会場に向かうのがいつものこと。朝は特に膝が痛かったけれど、トレーナーが不在でホットパックをすることができませんでした。アップでも走れないし、泣きたくなくても涙がでました。
私もチームメートもコーチもこの試合がどれだけ大切かわかっていました。試合前に膝を温め、緊張&集中することで痛みを忘れるよう努力しました。試合開始はベンチスタートでした。10分が過ぎたところでコーチが私を睨みつけてこう言いました。
(Coach) Do you want to cry or play? (Michi) I want to play! (Coach) Go!
3分が過ぎたところでジャンプシュートをしましたが、それがエアーボールにおわり交代させられました。その2~3分後再びコートへ。そこからひたすら一直線にリングに向かいました。いつもならスピードで抜けるタイミングなどでも今日は抜けない・・・ボールの突き出しも何もかもがワンテンポ遅れていました。私たちのチームは大事なところで4本のフリースローを外し、向こうにシュートを決められ、最後は追い付くことができませんでした。結果10点差で負けてしまいました。大切な試合を落としたことは精神的にきつく、膝は少しも曲がらないぐらい腫れていました。あと残り4試合。この怪我のまま毎日の学校生活、練習へ行くのは苦痛でしたが、たくさんの人に支えられ毎日を過ごしました。
その後Home でのplayoff gameがありました。負ければそこで終了になります。対戦相手はお互いに1勝1敗のチーム。3戦目、これでどちらが強いのか決まります。結果苦しみながらも勝つことができ、終了後はスタンディングオーベイションで私たちを称えてくれました。あの感動は言葉になりません。
最後の試合は1位のチームとの対戦。0勝2敗。3戦目の勝ちが難しいのはみんなわかっていましたが、自分たちを信じ、勝ちを信じ挑みました。私は3本のスリーポイントを決めました。追い付くには120%の力が必要でした。残り5分、50対50で追い付きました。でもそれが、最後の力だったかのようにそこから放されていきました。結果は66対60。点の取り合いができるほど体力が終盤になく負けました。怪我してからの5試合の私の平均得点は14~15点。このことは自分が頑張ったことを証明してくれているようでした。
≪夢がかなった!次はAll American!!≫
試合が終わり、休暇で友達の家にいるときコーチからメールが届きました。 (Coach) Congratulation! You got First Team All Conference award. 最初は何のことだかわからず、何回かコーチにメールで尋ねました。私達のロッカールームには歴代の受賞者の写真とネームプレートが飾られています。いつもロッカーに入る時出る時に、あそこに自分の写真をおくことができたらどんなにいいだろう!と思っていました。その私の夢がかなった瞬間でした。一粒の涙がこぼれました。友達や家族、みんな喜んでくれました。アメリカの友達が「みちしかいないよ。」と言ってくれ、それもまた嬉しく、達成感に浸りました。カンファレンス3位。10勝19敗。去年0勝16敗のチームが飛躍したのはあきらか。自分の精一杯で挑み勝ち取ったものは今シーズンを通して自分の中に自信として根付いています。
次に目指すのはもちろんAll American! それしかない。
はっきりとした目標ができたのは自分にとって大きな原動力となります。次はAll American に向け突き進むのみ。
≪成績でもリベンジ!≫
昨年度の勉強の成績は散々でGPAはバスケットボールをするのにも冷や冷やさせられるものでした。このセメスターで挽回を決めていました。前の失敗を踏まえて、勉強は早めに何事もするように心がけました。それでも練習や試合で疲れ、なかなか思うようにことは運びません。移動中のバスやホテルで教科書を読むこともありました。昨年は授業中のプレゼンテーションがありませんでしたが、今回は3回ぐらいありました。原稿を作って何回も練習し、心臓をバクバクさせながら教室の前で立ち話しました。どれもまあまあの出来でほっとしました。ビジネスクラスではReadingに苦戦し、テストもスタディガイドなどがなく苦しみました。何度も先生のオフィスへ行ったりチューターにも教えてもらいました。
今度のテストでいい点を取らないと落第点か?というところまできて、猛勉強したにも関わらず結果は・・53点? F!!!? テストを見たとき放心状態で、あれだけ勉強したのになぜ?という気持ちがあり、授業中はそれをおさえるのに必死でした。授業後、先生のところに答案を見せてほしいと言って行くと、先生はこう言いました。「あなたが頑張っていたのはよく知っているけど、このテストがその結果を表さなかったことを残念に思う。」その言葉に泣きそうになり、オフィスからでてトイレで号泣。手ごたえがあっただけに何をそんなに間違えたのか不思議でした。間違えた数や問題を見てみると何かおかしい。何回も間違えた問題の数を数える。あきらかに採点ミスであることが判明。先生に言うとすごく謝られ訂正してくれ、その結果成績はC に上がりました。
もし自分があのまま何も言わなかったら結果が違っていたと思うと、やはりあきらめてはいけないなと思いました。ビジネスの授業に苦戦しましたが、English Composition II やMath は去年を上回る成績がでました。そしてGPAも3.5に近い数字がでました。去年は3.0より下だったのに。このspring semester のGPAは何度見ても嬉しく勉強の励みになります。勉強とスポーツの両立は目が回るほど大変ですが、2009年Fall semester は現状維持ではなく攻めの姿勢で頑張っていこうと思います。
≪カレッジバスケットボールにはどんな賞があるの?≫
今回私が受賞したFirst Team All Conference という賞はAMC(American Midwest Conference)のConference tournament 9チームのコーチが投票で約120名の選手(9チーム)の中からベスト10プレイヤーを選び、その選手に贈られるものです。
バスケットボールの大学の賞として、 ① All American ② First Team All Conference ③ Second Team All Conference, Honorable Mention 他には、Academic All American(GPA 4.0) and Academic All Conference honors(GPA 3.0~4.0)などがあります。
私は今回Academic All Conference honors も一緒に受賞しました。アカデミックの方の受賞はESLのスコアが還元されていたみたいで、正直わたしにとってあまり誇れることではありません。
でも、First Team All Conference awardとAcademic All Conference honors、この2つの賞の受賞により、また一歩上に手が届くかもという私の期待を一層膨らませてくれました!
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| 最終更新 2010年 9月 22日(水曜日) 02:17 |












