| ≪難波のミッチャン スポーツ奨学金奮戦記 ①≫ |
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| 作者: Administrator | |||||
| 2010年 4月 26日(月曜日) 07:41 | |||||
≪アメリカ大学スポーツ奨学金 難波のミッチャン奮戦記 ① ≫
この体験記は、現在アメリカのミズーリ州にあるHannibal La Grange Collegeに留学してバスケットボール部で活躍している岡山県出身の難波倫子さんが、スポーツ奨学金を獲得するために渡米した時からの体験を綴ったものです。 難波さんは現在アメリカの大学のバスケットボール部でFirst Team All Conferenceという大変名誉ある賞を受賞して大活躍中です。アメリカの大学では、スポーツだけでなく勉強の成績も良くないとクラブ活動自体をできませんので、勉強とスポーツと両方で成果をあげなければなりません。
それでは人気シリーズ、≪難波のミッチャン奮戦記≫をどうぞ!
1.スポーツ奨学金の獲得を目指して! フロリダのトライアウト(実技試験)に参加
難波倫子 現在 アメリカ ミズーリ州 Hannibal La Grange College 留学中
このバスケットボールのトライアウトに参加する前の自分の心境は、すごく緊張していて、手に汗を握るくらいでした。たくさんの不安と、ほんの少しの楽しみな気持ちでアメリカに向かいました。
2007年7月12日 フロリダのマイアミ空港に夜到着。寮に着きチェックインしている時たくさんの人に見られ、心臓がバクバクしました。 スタッフから学校の地図をもらい、簡単な説明を聞き部屋に案内されました。部屋に着くとスタッフはすぐ去っていこうとしました。何もわからない。聞かないと!!大体の質問が終わり、最後に「私はお腹がすいている」というと「ピザがくるよ」と言われロビーで待つように言われました。隙間もないほどに人がいっぱいのテーブルはスペイン語が飛び交っていました。
7月13日 同室のルーミーを誘って朝食。朝から昼まで英語のテスト。 練習の無い時以外はフリータイム。時差ぼけがひどく、昼間は眠ってしまっていました。夕方からバスケットの練習開始。コーチの英語が早いので、よくコーチに質問に行きました。軽めの練習で終了。バスケットの参加者は23人。そのうち女の子が2人。男の子の肘の高さに私の頭がある状態。練習が始まる前までは、「こんなでかくてゴツイ男たちとまともにしたら絶対死んでしまう。無理無理!」と思っていました。でもいざ練習が始まると、負けたくない!という気持ちの方が勝っていました。この中で、一日一本は絶対シュートを決めるという目標を立てました。
7月14日 ボードのインホメーションをみて、一日の生活配分を自分で決めました。自己責任。バスケの練習中や試合中などは、すごく集中しました。女だからって見くびられるのはいやだ!自分をコートの中で主張しなきゃ!!男の子は個人プレーばかり。私はパスをもらえないこともしばしば。パスがこないとき、声を出して、とにかく動きました。今日の朝は練習をして、夜は初めてのゲーム。みんなが応援にきてくれて、さらに緊張が高まりました。対戦相手は高校生チーム。かなり上手かった。1試合目は何も出来ずミスばかり。2試合目は3ポイントシュートを決め、アシストをし、1点差でゲームに勝ちました。みんな盛り上がり、コーチが「とてもよかった」と言ってくれました。 コーチは何度もチームメートを信頼しろ!!と言っていました。
7月15日 朝食、昼食、夕食の時間はなぜかドキドキしました。特定の友達がいなかった私にとって、同じ国同士で固まっているみんなのところに飛びこまなければならず、ここに座ってもいいですか?から始まります。それぞれの国の話、勉強したいことについて、あらゆることを話しました。もちろんそんなに上手く話せたわけではありません。それでもめげるわけにはいかない。日本のことを話したり、日本語を教えてみたりしながら会話をしてみました。 今日のゲームは朝から。コーチたちの指示の的確なことに驚きました。情況を見て、素早く判断する。このコーチたちに教えてもらったことを光栄に思います。なんとか一本シュートを決めることができました。午後はサウスビーチに行きました。大学のスタッフの方たちも優しく、とても仲良くなりました。
7月16日 一つ目の大学から二つ目の大学へ移動の日。バスに何時間も乗り、夜大学に到着。バスのなかでは、日本語とスペイン語を教えあいました。寮の部屋へ入ると布団がない…スタッフに言うと「ちゃんとボードに布団がないって書いてあっただろ」と言われました。見てなかった…買い物に連れて行ってもらい、無事布団を手に入れました。
7月17日 スペイン人はとにかく陽気で、よくしゃべり面白い。ブラジル人はとても愛国心が強く、国旗まで持ってきていました。みんなとても優しく、自分の気持ちも優しくなれました。今日はユニバーサルスタジオへ行きました。正直、楽しむより辛かった。言葉の壁はもちろんのこと、みんなに置いていかれないように必死でした。名前を言う元気もなく、ジャパニーズガールと呼ばれました。ジェットコースターでは半泣きになり、昼と夜のハンバーガーだけの食事は一気に食欲がなくなりました。みんなは夜も遅くまで起きていて騒いでいたけれど、私は眠りました。
7月18日 ショッピングやビーチへ行くことが多く、バスケットの練習は少ないように思い、みんなでコーチにもっと練習がしたいと訴えてみました。検討するよ!と言われました。 朝、スカラーシップや大学についての説明を聞きました。 昼から練習。この練習が一番キツかった。プレータイムがほとんどなく、自分がなんで体育館にいるのかわからなくなりました。寮に帰ると放心状態。そして号泣し、ストレスを発散しました。夜はディズニー!ブラジルの人たちとさらに仲良くなって、やっと名前で呼んでもらえるようになりました。夜景がとてもきれいで、ほんとうに楽しかった。
7月19日 再び1つ目の大学に帰る日。その途中で大学を一つ訪問しました。訪問した大学はパソコンの専門的な学校で、映画の制作もしたり、映画のセットも学校内にあるようなところでした。インターン設備も充実していて、そこは大学ではなく職場のようでした。
7月20日&21日 午前中はスカラーシップに申し込む書類の説明を聞きました。夜はバスケのゲーム。チームメートと言い争う! 久しぶりにこんなに怒ったかも!?でも言い返さないと、自分もストレスが溜まってしまう!私のストレス発散方法は、とにかくしゃべることでした。最後は日本語で独り言を言い、日本語と英語の両方で文句を言っていました。 チームはバラバラで、さすがに凹みました。でもその中でアピールしないといけないことが厳しかったけど、ディフェンスでボールカットしシュートを三本決めることができました。
7月22日&23日 トライアウトなどの時、チームプレーのスポーツは難しい。 自分が思っている理想の動きなど出来るわけもなく、パスをもらえる保障もない。パスがもらえないときにどうするか!?自分がボールを持った時に、結果を出すしかない! “自分で考える”ことの大切さを改めて実感しました。 最終日。朝はゲーム、昼からビーチへ行った。夜はプールへ行き、みんなと語り合いました。朝早い出発だったので、お別れがあまり出来なく、残念でした。スペインとブラジルのコインと日本のコインを交換しました。試合の休憩中、コーチからみんなの前で褒められました。バスケに取り組む精神がよい、と言われ、すごく嬉しかったです。でも、みんなの雰囲気は微妙な感じでした。
<バスケットボール・トライアウトを終えて>
バスケットは大学のコーチたちが求める基準が初めから高い。だから、日々のゲームが終わると、これではだめだ!と言わんばかりの態度がコーチたちにみられました。奨学金を獲得することの厳しさを、目の当たりにしました。国も言葉も違う中で、チームメートとして同じスポーツをすることは想像以上に大変なことでした。でも、同じものを目指すものとして通じるものがあるのも感じました。言葉が通じなくても、身振り手振りでなんとかした場面も多々あり、自分ではやり抜いたという達成感はあります。この経験が、これからの新たな一歩であると思います。
<このプログラムに参加して>
アジア人が1人ということで、初めは心細いように感じましたが、甘えられる場所がどこにもないので、みんなの中に飛び込んでいくしかない!と考えることができ、私には逆に良かったと思います。さまざまな人と交流でき、素晴らしい経験だったと思います。自分のできたこと、できなかったことをもう一度よく考え、これからのことに繋げていこうと思います。
≪・・・続く≫
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| 最終更新 2011年 5月 19日(木曜日) 02:14 |










