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以下は、朝日新聞 2011年3月7日 特集「いま 子どもたちは」に載っていたお話です。
≪塾代免除、電話口で泣いた 上を向いて―4≫
「私、辞めます」。通っていた学習塾に電話したのは2年余り前、中学3年の12月だった。
リーマン・ショック後の大不況。地元は自動車工場のリストラで騒然としていた。そんな中、別々の工場に勤める父と母が、ほぼ同時に解雇を通告された。
ペルーに生まれ育ち、日本語が不得意な両親に、次の仕事は簡単に見つからないだろう。日ごろ親とお金の話はしなくても、3万1千円の月謝が家計を圧迫することぐらい、痛いほどわかった。
電話口の事務員にわけを話すうち、不安に押しつぶされそうになった。県立高校入試は2月に迫っている。「受験、失敗するのかな」「塾、大好きなのに」。思いがこみ上げ、涙声になった。
ところが事務員は意外なことを言った。「お金は払わなくていいから今まで通り勉強しにおいで」
塾には、主たる生計者に不幸があった場合、成績不問で一切の学費を免除する制度がある。保護者の他界を想定した制度だが、塾はこれをあてはめてくれた。失業も「不幸」に変わりはないからと。
電話口で声を上げて泣いた。
塾の創設者の妻は父が早世して大学に行けなかった。それで設けた制度なんだと後から聞いた。
ここまでしてもらったから、絶対に受からなきゃ。やる気がわいた。パティシエになりたいという中学時代からの夢に、本気で挑戦しよう。「フードデザイン」の授業がある高校へ、志望校のランクを上げた。これまでで一番勉強した。無事、志望校に合格した。
もちろん、バラ色ではない。
父母は再就職できたものの、収入は不安定。ユミさんはコンビニやラーメン店で週4日アルバイトをし、高校を出てから製菓の専門学校に進むための学費をためている。軽音楽部に入りたかったが、バイトのために諦めた。放課後に友達からお茶に誘われると、バイトがなくても「バイトだから」と断る。無駄遣いはできない。
でも、とユミさんは言う。「家族でこれからどうしようって考えるから、団結力が上がった。親もつらいんだってわかったし、それまで口もきかなかった兄とも話すようになった。だから、失業は悪いことばかりじゃなかったんですよ」(壱田和華子)
====== 以上、朝日新聞より ご紹介 =====
実は、これと大変よく似た出来事が、私の友人である河浜一也氏が主宰する広島の学習塾、「学習共同体 河浜塾」(http://kyodotai.com/ )でも数年前に発生しました。
以下、その時のお話です。
【合格饅頭の誕生秘話】
この合格まんじゅうの物語は、いわゆる「平成の大不況」の中で始まりました 。場所は広島市佐伯区のある学習塾です。その塾でその年の12月、1人の男の子が塾長を訪ねてこう言いました。「先生、父の会社が倒産しました。月謝が払えません。」ところが塾長は、「月謝は出世払いでいいから、とにかく悔いの無いように頑張ろう。」と生徒を励ましました。そして、たまたまその場にあった2つの「もみじまんじゅう」を1つずつ無言で食べたのです。自然に涙も流れてきました。 春、その生徒は見事に高校に合格しました。それは厳しい状況の中、努力に努力を重ねた成果でした。そして、塾を卒業するときに、「あの日、涙を流しながら食べたもみじまんじゅうの味は忘れられない。」と言ったのです。
さてさて、そのもみじまんじゅう屋の社長は、実は塾長と高校時代の同級生でした。その話を聞いて、ちょっと感動したんでしょうね、いきなり、もみじまんじゅうを100個も塾に送り届けてきました。塾の生徒は大喜び。そして、話はどんどん盛り上がり、あくる年の受験直前に、塾長はまんじゅう屋の社長に相談して、合格まんじゅうをつくってもらうことにしました。
ところで、宮島さんにはいろんな神様がおられます。もちろん、天神さんもまつられています。本殿横の右手奥にある天神社がそれです。社長と塾長はその天神さんにお参りして、真剣に、真剣に、お祈りしました。「この合格まんじゅうを食べるみんなが見事全員合格しますように…」そして、その年、その学習塾では、受験生全員が第一志望校に合格したのです。ウソのような本当の話です。
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・・・で、この出来事がきっかけで、このまんじゅう屋さん、実は「もみじ饅頭」の製造元の宮島の「やまだ屋」さんなのですが、その「やまだ屋」さんでは、年に1回だけ、注文販売のみの受付で、この「合格まんじゅう」を販売されることにしました。(店頭販売はありません。)
今年の注文受付は2月24日(金)までで、興味のある方は以下から申し込めます。(僕も毎年買いますが、さすがは「やまだ屋」の製品、とっても美味しいですよ!)
http://www.hiroshima-gch.com/tenant-market/te-gokaku-man.htm
「留学屋さん」から「まんじゅう屋さん」に商売変えした訳ではありませんが、入学試験真っ最中の今、「ちょっと一息」ということで、私の友人の「ちょっとイイ話」のご紹介でした。
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さて、こちらが私の本業です。
アメリカの大学が日本人留学生に対して、「返済不要の奨学金」を支給します。
この奨学金を使えば、年間自己負担が100万円以下でのアメリカ大学留学が可能です。
申し込み時点での英語力に制限はなく、英語力が低い場合は英語プログラム(ESL)
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